六角形のブロックを連結して1本の粉砕ロールが構成されます。粉砕ロールが対称回転する時の頂部・辺部位置によってロール間隙が周期的に変動し、材料の大塊がロール上で転動停滞せず噛込みを促進します。ロール頂部では粉砕対象に強い剪断・圧壊作用を伝達し、辺部では全面圧縮によって確実に材料を圧壊します。六角ブロックは角度をずらしてシャフトへ組み込み、ストレートや千鳥に配置することが可能です。材料の硬度や大きさに応じてロール形状を変化させ、粉砕条件を調整します。粉砕時、過度の材料噛込みによるロール破損の防止と ロール間隙を保持するため、1本のロールはスプリング式コンプレッション機構となっています。 六角ブロックは、形状（ブロック幅、ブレード、カラー）や材質（各種金属・セラミック）の選択が可能です。

●大塊(200～250mm程度）の粗砕用途が対象となります。
●セラミックブレードは、粉砕時の金属コンタミが発生せず電池材料や触媒・セラミック、高純度無機材料の粉砕に最適です。