PRODUCTS製品案内

4軸解砕機FOUR SPLNDLE CRUSHER

4軸のS形ブレードがラップ回転し材料塊を抱え込み剪断力で破砕

  • 大開口のケーシングと4軸粉砕ロールで大塊を1パスで解砕、大量処理に対応。
  • 4軸それぞれの回転ブレードの重なりによる剪断で、粘土状材料の粗砕が可能。
  • 材料の噛込みを考慮し、S形ブレード形状やピッチの変更が可能。

標準対応

  • 連続処理
  • 乾式対応製品
  • インバータ
    可変速

製品概要

ケージング内には、S形ブレードとスペーサーを交互に連結した粉砕ロールが4軸配置されています。各ロールのS形ブレードはアームが互いに重なり合い、各粉砕歯の剪断作用で粉砕が促進されます。上段2軸のS形ブレードは、投入した大塊をプレ粉砕するため板厚を厚くしピッチも広く取られています。下段2軸は、粗砕された塊を更に細かくするためブレードを薄くしピッチを狭めています。上段で粗砕された塊は、左右対称回転するS形ブレードのアームで下段に送り込まれ更に細粉砕されます。粉砕粒径は下段の粉砕ブレードピッチによって決定されます。

1.回転挙動

2. 駆動伝達部

1. 回転状況
上段2軸で大塊の抱え込みと剪断粗砕を行い、下段2軸で細粉砕を行います。S形ブレードの板厚やピッチを任意に設定して目的の粒径サイズの粉砕を行います。

2. 駆動伝達部
ギヤ連結によって、1台の駆動モーターで動力を4軸に伝達します。インバーターとギヤ比によってロールの回転速度を設定調整します。

3. 4軸ブレード

4. 上部スクレーパー

3. 4軸ブレード
左右ロールのS形ブレードは90°偏心して配置され、材料塊の抱え込み効果を発現させます。各ブレード先端には、摩耗対策として硬質溶接肉盛処理を行っています。ブレードとスペーサーは着脱可能で、摩耗部のみの交換が可能です。

4. 上部スクレーパー
上段粉砕ロールのブレード間付着防止として、ケーシング側面に櫛歯形の着脱式スクレーパーを配置しています。ブレード間の付着物はスクレーパーを通過する際、そぎ落とされます。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

材料の特性(硬度・コンタミ)に応じて、ブレード材質の選定が可能です。
各種の金属(SUS304,耐摩耗鋼など)での製作に対応致します。
材料の特性(投入/粉砕サイズ・硬度)に応じて、S形ブレードの形状を製作致します。
S形ブレード形状・ピッチ、グレーティングピッチを考慮した設計製作に対応致します。
ケーシングの前後を気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。
粉砕品の排出部は、下流機器を密閉構造とし大気遮断を行う構造となります。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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型式

歯長径

(mm)

電動機

(kw)

外形寸法 (mm)

機長L

機幅W

全高H

FC-200

200 2.2 1,500 900 1,000

FC-400

400 3.7 1,800 1,200 1,500

FC-600

600 4.5 2,000 1,450 1,600

 

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

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