PRODUCTS製品案内
ファイバーミルFIBER MILL
繊維状原料を対象とした回転剪断式粉砕機
- 大塊の繊維・綿状原料を直接投入し、瞬時に剪断微細化が可能。
- 細分化や前粉砕工程が不要、設備・ランニングコストの削減が可能。
- 粉砕刃形状や数、セパレーター開孔の変更により繊維長を任意に調整可能。
標準対応
連続処理
パルスエアー
洗浄
乾式対応製品
インバータ
可変速
製品概要
Fiber millは、繊維状原料を対象とした回転剪断式粉砕機です。
多孔板内壁の2重円筒形の粉砕槽内には、120°間隔で配置された3式の多段固定刃と、高速回転する多段回転刃が積層配置されています。粉砕槽へ供給された繊維・綿状原料は、高速回転している回転刃と固定刃により剪断力を受けて細断・短繊維化が促進します。粉砕品は、多孔板内壁の開孔部から微細化された物のみ選択的に吸引排出されます。開孔部を通過できない原料塊や長繊維は粉砕室内に滞留し継続して剪断応力を受け粉砕されます。
●大塊の前処理細分化や粉砕を行わず、直接投入して瞬時に切断、短繊維化が可能です。
●吸引回収により、連続粉砕処理とサイクロン分級による分離が可能です。
1. 粉砕挙動
2. 粉砕室構造
1. 粉砕状況
アルミナブランケットの粉砕挙動です。回転刃による材料の巻き込みと剪断で瞬時に粉砕し、吸引排出されます。粉砕長は、刃回転速度と吸引孔径で決定されます。
2.粉砕室構造
粉砕室は2重構造で、内壁はパンチングメタル開孔となっています。回転刃（橙色）と固定刃（青色）が交互に多段配置され、回転によって材料に剪断力を与え切断粉砕します。
3. 粉砕室
4. 粉砕例（アルミナブランケット）
3. 粉砕室
回転刃及び固定刃には超硬チップ(WC)が固定されています。各刃数はスペーサーを交換して、任意に設定することが可能です。パンチングメタルの交換も可能です。
4. 粉砕例
アルミナブランケットの粉砕事例です。動画の投入品(150W×1m)は瞬時に、1～3mm長に切断されます。吸引回収でダマ状となりますが、切断された繊維は容易に解繊します。
オプション対応
■ 乾式 ／ ■ 湿式 ／ ■ 熱 ／ ■ ガス ／ ■ 材質
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材料の特性（投入サイズ・靱性、硬度）を考慮して、ブレードの形状を製作致します。 ブレード歯数、板厚、スペーサーなどの組み合わせ対応が可能です。 |
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材料の特性（靱性、劈開性）や剪断繊維長により、内壁パンチングメタルの孔形状や開口率を決定します。 コンタミネーションを考慮し、耐摩耗処理や表面処理、各種金属・樹脂の選定が可能です。 |
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粉砕品の吸引輸送距離に適した吸引装置や配管ルートの設計製作に対応します。 処理能力や設備レイアウト、分級仕様などをご提示下さい。 |
※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。
シリーズ
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型式 |
粉砕刃 |
電動機 (kw) |
外形寸法 (mm) |
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外径(mm) |
選択材質 |
機長L |
機幅W |
全高H |
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FM-250 |
245 |
WC Mn鋳鉄 |
11 | 1,400 | 600 | 700 |
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FM-350 |
345 | 15 | 1,600 | 800 | 800 | |
※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。
