PRODUCTS製品案内

アキシャルミキサーAXIAL MIXER

傾斜底面と楕円直胴槽を採用し微量材の分散や異形材料の混合に対応。

  • 混合槽の傾斜角に沿って上下方向に材料が対流、低回転で混合促進。
  • 楕円槽の長径部と短径部で周速が絶えず変化する、複雑な材料流で精密混合。
  • 円筒槽と比較して低回転で均一混合が可能、完全排出に対応。
  • 微量添加剤の均一分散や、粉 / 繊維など異形材料の分散混合が可能。

標準対応

  • バッチ連続
  • 乾式対応製品
  • 湿式対応製品
  • インバータ
    可変速

製品概要

Axialとは「軸方向への運動」の意味です。混合槽は、真円で傾斜角を持つ底面に対して垂直に直胴部が形成され、直胴部の断面は楕円形状となってます。混合羽根は傾斜底面に配置されています。混合槽上部から供給された材料は、混合羽根の半回転毎に傾斜底面に沿って上下方向に対流を発生させます。直胴部の円周方向では断面が楕円形のため、長径部と短径部で材料流の周速が絶えず変化します。これらの複雑な3次元対流によって、素早く混合が促進されます。

円筒形槽と比較して低回転で材料が流動するので、羽根の高速回転に伴う混合時の発熱や剪断力による粒子破壊がありません。混合槽の傾斜底部先端には排出口が設けられており、排出ゲートを開くと傾斜角に沿って材料が自然流動し排出が行われます。円筒形槽のように羽根の遠心力による材料排出とは異なり、槽内に残材が無い完全排出が可能です。

●微量添加材の分散や異形材料(粉+繊維)等の強制混合に適したミキサーです。
●真空やガス雰囲気混合、ジャケット構造による冷却(加熱)混合に対応します。

1. 粉挙動シミュレーション

2. セラミック溶射仕様

1. 粉体挙動シミュレーション
粉の投入~混合~排出のCGシミュレーションです。傾斜底面に沿って材料の混合対流と自然流動による排出挙動が再現されています。

2. セラミック溶射仕様
混合羽根のみにAl2O3熔射を行った仕様です。ZrO2熔射やDLC処理、樹脂コート、羽根部への超硬チップ埋め込みなど、用途に応じて対応が可能です。

3. 1m3大型仕様

4. Wチョッパー仕様

3. 1m3仕様
有効容積1(m3/b)の大型生産機となります。材料特性(B.D、粘性、流動性)により、混合槽と駆動機構を一部設計変更し製作した事例です。

4. Wチョッパー仕様
直胴部の側面にチョッパーの取付が可能です。チョッパー1台が標準となりますが、対向配置で2台の設置も可能です。ダマ解砕や分散促進に効果的です。

【円筒形槽のデメリット】
円筒形槽の底部に羽根を配置したミキサーには、次のようなデメリットがあります。

[混合]
●底部で回転する羽根の挙動が粉体上層部まで伝播し難く、上下層で混合が不均一。
●粉体上層部の挙動を活発化させるため、羽根の高速回転や羽根形状を複雑化。
⇒高速回転により、材料の発熱や遠心力に伴う内壁へ付着が発生・成長する。
⇒粉体へ過度な外力が加わり、粒子破壊と粒度分布の変異が発生。

[排出]
●槽側面または底部に排出口を設置し、羽根回転によって材料を遠心力で排出。
⇒槽底部と羽根間や、槽円周側面に残材が発生する。

【アキシャル混合槽のメリット】
底部が傾斜し直胴部の断面が楕円形のアキシャル混合槽では、次のようなメリットがあります。

[混合]
●羽根が半回転する毎に、材料は傾斜角によって上下対流と円周方向の対流を発生。
●楕円断面の長径部と短径部で、材料流の周速が絶えず変化。
⇒複雑な3次元的な流動によって、微量材や異形材料の分散・混合に対応。
⇒円筒形槽と比較して、低回転により材料の発熱や遠心力に伴う粒子破壊が無い。

[排出]
●混合槽の傾斜底部先端に排出口を設置。
⇒排出ゲートを開くと傾斜角に沿って材料が自然流動し、残材の無い排出が可能。

用途

電子素材

比重差の異なる材料混合(プレス成形離形剤の添加・分散)異形材料(粉+繊維等)の混合。

金属素材

タングステンなどの重金属へ微量添加剤を配合、均一分散・混合。

化学素材

原子力発電所で発生する低レベルの放射能産廃物(液・繊維・固形物など)をモルタル粉と均一混合し、ドラム缶へ充填・固化処理。

医薬品

原体への微量添加剤の均一分散・混合・調湿。

食品

マスタード製造において、多数のスパイス材料を配合し高粘性品を分散・混合。

建設材料

機能材料製造(ボード材へのファイバー分散・混合)。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

材料の特性(粒子径・流動性・付着)を考慮して、混合羽根の形状を製作致します。
十文字、3枚羽根、ストレートなどの選定が可能です。
混合対象に応じて、摩耗・付着/腐食・異物対策を目的とした混合槽の各種表面処理に対応します。
材料特性をご提示頂き、セラミック溶射・耐摩耗処理・樹脂系コートなどを選定します。
混合中の材料冷却(加熱)を目的として、ジャケット混合槽の製作に対応します。
材料温度をご提示頂き、ジャケット混合槽を設計します。伝熱効率から、短時間での熱処理は対応出来ません。
混合中の調湿を目的として、スプレーや滴下ノズルの製作に対応します。
添加剤の特性(流動性・粘性・温度)や添加量をご提示頂き、噴霧・滴下装置を設計します。
混合槽の排気ラインにコンデンサーを設置し、有機溶剤などを冷却凝集させて回収します。
対象溶媒や操業条件、目標回収率によって最適なシステムを設計します。
混合槽を気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。
混合槽の前後ラインは、同雰囲気・同圧として連結します。
混合槽を気密構造として減圧処理が可能です。真空ポンプは、到達真空に応じて選定します。
混合槽の前後ラインは、置換室を設け同圧として連結します。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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型式

有効容積

(m3/b)

電動機

(kw)

外形寸法 (mm)

機長L

機幅W

全高H

UA-10

0.07 7.5 1,810 630 1,280

UA-15

0.1 11 2,070 700 1,440

UA-20

0.15 15 2,315 800 1,600

UA-35

0.25 22 2,770 950 1,930

UA-50

0.45 37 3,070 1,050 2,150

UA-100

0.85 75 3,965 1,360 2,710

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

上記仕様以外の設計も可能です。詳しくはお問い合わせください。[ 特別仕様の一例 ]

UAV-10

真空減圧下で粉体と有機溶剤を混合。
混合完了後、ジャケットに熱媒を通し伝熱加熱を行い溶媒を蒸発。
蒸発した溶媒は、排気ラインの有機溶剤コンデンサーで冷却凝集させて回収。

【主仕様】
有効容積
70 (L/b)
排気系
RP:122 (m3/h)
MBP:500 (m3/h)
到達真空
10 (Pa)
混合動力
7.5 (kw)
混合槽
接粉部SUS304 #300研磨
スチームジャケット構造
電装系
温度計 (槽内/ジャケット)
隔壁式真空計 (槽内/排気)
UA-03S

混合槽に2台のチョッパーを対向配置。
独立制御により個別に可変速、回転方向設定が可能。

【主仕様】
有効容積
20 (L/b)
混合動力
主羽根:5.5 (kw)
チョッパー:1.5 (kw)×2
混合槽
接粉部SUS304 #300研磨
湿式材料対応
手動ハンドル排出ゲート
スチームジャケット構造
電装系
個別インバーター可変速
(主羽根/チョッパー×2)

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