PRODUCTS製品案内

真空アジテーターVACUUM AGITATOR

攪拌槽を減圧した脱泡操作や、不活性ガス雰囲気での液体攪拌に対応。

標準対応

  • バッチ連続
  • 湿式対応製品
  • 真空
  • インバータ
    可変速

製品概要

真空ポンプにより、攪拌槽内を減圧した状態での攪拌が可能です。特殊形状の攪拌羽根により、攪拌中の材料への空気巻き込みを減少するよう考慮されています。製品の脱泡や酸化防止工程に最適です。減圧蒸発に伴う水蒸気や気化溶媒が真空ポンプへ流入するため、一般的には水封式ポンプを用いて減圧を行います。到達真空に応じて真空ポンプの選定が可能ですが、ポンプ保護用の蒸気トラップやコンデンサーが必要となります。

撹拌槽上部

撹拌槽底部(ジャケット型)

【写真左】
撹拌槽上部の構成です。撹拌モーター、原料投入口、真空脱気ポート、点検窓などから構成されます。
【写真右】
撹拌槽底部側面には、オプションの未溶解ダマ解砕スクリーン着脱マンホールが配置されています。
スクリーン上に堆積した、未溶解の原料塊を撹拌羽根で擦り付け解砕し溶解を促進します。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

撹拌槽をジャケット構造とすることで、撹拌中の溶媒の昇温防止や冷却が可能です。
冷却水やエチレングリコールなどの冷媒に対応します。
撹拌槽を伝熱加熱することで、撹拌中の溶媒の加温や温度保持が可能です。
ジャケット構造として熱媒油の循環や、撹拌槽外壁に電熱ヒーターを設置して対応します。
高真空により減圧蒸発した溶媒が、真空ポンプへ流入しないようポンプ上流に冷却凝集式のコンデンサーが可能です。
撹拌対象や設置場所に応じた防爆仕様に対応します。
安全増防爆、耐圧防爆など防爆等級をご提示下さい。構成部品によっては、対応出来ないケースもあります。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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型式

有効容積

(m3)

電動機

(kw)

到達真空

(Pa)

外形寸法 (mm)

TV-500

0.5 11

10以下

レイアウト・攪拌対象により決定します

TV-1000

1.0 15

10以下

TV-2000

2.0 22

10以下

TV-3000

3.0 37

10以下

 

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

上記仕様以外の設計も可能です。詳しくはお問い合わせください。[ 特別仕様の一例 ]

TVS-200

撹拌槽の直同部にスクリーンを配置し、スクリーン上に堆積した未溶解の原料塊を撹拌羽根で擦り付けて解砕し溶解を促進します。カプラー着脱式のポートで、ジャケットへの冷熱媒の循環供給を行います。

*本社工場にテスト機を常設しております。

【主仕様】
有効容積
0.17 (m^3)
撹 拌 槽
接液部/SUS304
ジャケット構造・可搬式
到達真空
100Pa
(ロータリーポンプ排気)
耐圧範囲
10Pa~0.19MPa
撹拌動力
AC220V 0.75kw インバータ可変速
撹拌回転
35min-1 at 60 Hz
スクリーン
Φ5×6P 開口率 62.8%
*各種サイズに対応可。

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